Moulin de la Gardette
Gigondas

ジゴンダスのテロワールは、古代より偉大なワインを生産する土地として知られていました。ローマの人々がブドウの樹を植え、この土地をラテン語で「歓喜」という意味を持つ『Jucunditasジュキュンディタス』と名付けたと考えられています。1670年のロシュギュードの古文書にはすでに、ジゴンダスのガルデット丘に質の高いブドウ畑があったことが記されています。この小石の多い丘で我々の家族がワインを造り続け、現在で5代目となります。

 

1950年代以前、ガルデットの土地は今日のようにブドウの樹だけに使われていたわけではなく、オリーブ、さくらんぼ、杏などの樹が大部分を占めていました。その時代に造られるワインはごくわずかで、それらはこの地域のネゴシアンに売られていました。

Victor Jurdic

 ヴィクトール・ジュルディック>

1946年、当時の当主ヴィクトール・ジュディックは、ジゴンダスのワインを自家瓶詰めした最初のヴィニュロン(ブドウ栽培者)の一人でした。

Moulin de la Gardetteムーラン・ド・ラ・ガルデットという名前は、ジュヌヴィエーヴ・ジュルディック(ヴィクトール・ジュルディックの娘)とローラン・ムニエ(パリの芸術家と作家の家系)の結婚後、1958年にドメーヌに与えられました。

右の写真は、当時のジュヌヴィエーヴとローラン

 

『ムーラン』という言葉は、昔ガルデット丘にあった古い風車に由来しますが、後を継いだヴィニュロンの苗字(ムニエ)を暗示する言葉でもあります。

 

下の写真は、畑の草取りの途中一息つくローラン

 

 

Laurent Meunierコート・デュ・ローヌのクリュ(特定の地区名)としてジゴンダスのアペラシオンが認められたのは1971年のことですが、ジュヌヴィエーヴとローラン・ムニエは30年間以上もムーラン・ド・ラ・ガルデットに献身してきました。

彼らの息子であるジャン=バティストが1990年に当主となり、現在25の区画から成る約12ヘクタールのブドウ畑を所有しています。畑の平均樹齢は65年で、すべてジゴンダスのアペラシオンに位置しています。標高100~330m、乾いた水はけのよい土壌で日当たりや風向きも変化に富んでいます。そのため樹は水分を求め、地中深くまで根を伸ばし、複雑性とジゴンダスの恵まれたテロワールの特徴をよく表現するようになります。南ローヌ渓谷とダンテル・ド・モンミライユの支脈に挟まれたこの地では、頻繁に吹く北風(ミストラル)が、湿気を追い払い、夏のあいだは太陽からの照りつける暑さを和らげてくれます。このような環境の中、収量は低く抑えられます。しかし、小石の多い畑での厳しい仕事のひとつひとつが、年月とともにワインの中に花開く甘美な味わいとなって報われるのです。

 

 

 

下の写真は、コンタディーヌの礼装姿のジュルディック

 

Jurdic family picking cherries

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